むしろ膝の痛みの原因だった!失敗メニュー第1位は!

こんにちは

東京小金井のピラティストレーナー箕田泉です。

以前はテニスコーチをしたり、全国大会や全日本ベテランテニスを目標に試合に出ていましたが、膝の手術・リハビリの失敗から断念😿歩くのも大変な日々から脱出させてくれた理学療法士・中村尚人氏のピラティス・ウォーキングメソッドを皆さんにお届けしています💪

長年使ってきた私たちアラフィフ世代のカラダ。痛みや不調を出さずに、快適にかる~く動けるようにサポートさせて頂いています💛

 

😃今日から3回は、実際の私のリハビリ失敗原因を具体的にお伝えします。つまりリハビリ失敗3選!

これは

☑お医者さんにみてもらっても異常なしと言われたのに、膝や腰の痛みが続く
☑マッサージしてもらって、その時はいいけれど、またすぐ同じように膝や腰の痛みが出る
☑筋力が弱いから鍛えなさいと言われ、頑張っているが、何となくがっちり強さが出ている感じだけで、本当に自分の状態を改善するトレーニングか分からない。
そんな方に読んで頂きたいな、というシリーズです。
読んでいただくと・・
きちんと効果のあるリハビリやトレーニングを受けられるようになります。
これを書くのには、いつもためらいがあり、まとめられませんでした。
それは、今回書く内容は、一般的なリハビリやトレーニングのテキストに実際載っていて、(専門学校で教え、テキストを書いていたトレーナーさんもいました)、悪化していたころ、リハビリやトレーニングで私に関わってくれた方たち皆、悪気はなく、一生懸命励まし、サポートしてくれていたからです。
でも、いつも頑張っていたメニューが私にはやるべきでなかったこと、それを今のメソッドに出会う前の理学療法士やトレーナーのほぼ全員が毎回行っていたという現実は、よくならないで困っている方のお役に立つかもしれないと、今回まとめました。
順位はこちら
①むしろ膝痛の原因だった!第1位レッグアブダクション
②膝痛にどう役立つのか実感できなかった、第2位レッグエクステンション
③やっぱり膝痛・腰痛原因となっていた第3位クラム
今日は①だけお伝えしますね。
まず理由を分かりやすくするために、再度いきさつを説明しておきます。
私は2009年の6月中旬に右膝軟骨シェーディング・内側(だったと思う資料をなくしてしまったのです)半月板一部切除・他手術中に言われたのですが、お皿を外に引っ張っているものを切る処置などを行いました。
そして、翌月から病院併設のジムに通い、プロスポーツチームにもついていたというトレーナーさんたちについてリハビリとトレーニングを行える、という恵まれた環境を選びました。
結果、9か月後にはまだ不十分でも、テニススクールでのレッスンの仕事に復帰、翌年には試合に出て、
全国レディースを目指しました。
けれど、だんだん膝裏が縮み、その痛みが消えなくなってしまいました。
このころは右半身が縮み、硬くなる感じでした。
 
再び医師の診断を受けるも、問題なし。と。
リハビリに回るも、全く改善は見られず。担当のトレーナーを変えたり、他の施設のトレーナーにみてもらったり(むしろひどくなった所もありました)
 
では、行ってみましょう。(写真がうまく撮れていないですが・・)
 

むしろ膝痛の原因だった!第1位レッグアブダクション

片足立ちが苦手だから、おしりを鍛えるということでした。
 
このように横向き姿勢で、やや後ろ方向に脚を上げます。理学療法士さんや、トレーナーさんが上から脚を押さえて抵抗をかけます。
全ての場面で、皆さんやってくれたものです。体幹を安定させながらおこないます。
 
しかし、ある時、これをやると具合が悪くなる、と気づいて、担当トレーナーに話し、やめてもらったことがあります。具合が悪くなる、というのは、右半身の縮む感じが強くなるからです。
 
当たり!
師匠の著書『コメディカルのためのピラティスアプローチ』によると
 
中殿筋の弱化では、単に筋力を鍛えるという発想でなく、重心線に対して筋がはたらくという条件設定を重視する機能的な視点が必要となる。(98ページ引用)
さらに
大殿筋はランジなどの股関節屈曲位で体を支えるはたらきが中心で、歩行では減速期の衝撃吸収にはたらく。遠心性収縮では屈曲、内転、内旋を制御するため、
求心性ではたらくと、伸展に伴い外転、外旋を起こす。(96ページ引用)
大殿筋の起始が腸骨、仙骨、尾骨など、骨盤周りにあることから、求心性でのトレーニングを過剰におこない過ぎると、歩行では腰を斜め後ろに引っ張られる形になります。
そもそも、その歩き方になりやすい人に、(テニス愛好家に多いです)増長させるトレーニングをしていたことになります。
はやりのお尻トレーニングも要注意!やりすぎは1日何千歩も歩く、歩行を崩し腰痛などの原因を作ることも。。。
私はこっちをたくさんやるべきでした。
レッグアダクション
内がわに寄せていきます。(ほかにもバリエーションはたくさんあります)
つまり、真逆!
やるべきでないことを、やらない方がいいことを5年間、頑張っていました。。

 

テニスの脚を外に出す動作をたくさんしてきて、特に右に脚を開き、傾くクセがついた私の歩行。

 

 

~あなたは大丈夫ですか?~

 

 

師匠、中村尚人先生は当時、パーソナルを受け始めた私には、ダイレクトには言いませんでしたが、通い始めた翌月、理学療法士に交じって受けた「エボリューションウォーキングインストラクター養成講座」で明確に自分のリハビリ失敗を理解してしまい、、帰ってから、泣きました😢
私たちの仕事は、そこまで人の人生を左右します。
 
だから自分では難しかったり、分からなかったら率直にお話し、お断りすることも大切だと思っています。
原因が分からないと、私のように何年も無駄なリハビリやトレーニングをしながら苦しむことになります。
私は勉強を続け、師匠の下で仕事をし、私でも姿勢・歩行から、かなりのことが分かるようになりました。
それでも分からなかったり、改善できないと思ったら、師匠のスタジオ、八王子の「TAKT EIGHT」
他、同じ団体の理学療法士のピラティストレーナー仲間をご紹介することもあります。
私の団体は「ファンクショナルローラーピラティス」(FRP)です。
全国にインストラクターがいます。(マスタートレーナー一覧に私もいます)
いろいろやっても改善してこない膝痛でお悩みならば、お気軽にメールにてお問い合わせください。

 

さて、次回は②膝痛にどう役立つのかナゾだったレッグエクステンションです